Jリーグ

百年構想リーグ、J2新加入6選手の現在地とは?

日髙元(神村学園高校所属時)写真:Getty Images

FW日髙元(神村学園高校→RB大宮アルディージャ)

RB大宮アルディージャは、神村学園高校からFW日髙元を獲得した。第104回全国高校サッカー選手権では7得点を挙げ得点王に輝き、チームを優勝に導いたストライカーで、高校年代屈指の得点感覚を持つ選手だ。

スピードを活かした裏への抜け出しやゴール前での冷静さが持ち味で、Jリーグの舞台でどこまで通用するかが注目される。プロ1年目となる大宮では、百年構想リーグを通じて段階的な起用が想定されるが、限られた出場時間の中で結果を残せば、将来的な主力候補としてチーム内での序列を上げる可能性は十分にあるだろう。


エジガル・ジュニオ 写真:Getty Images

FWエジガル・ジュニオ(V・ファーレン長崎→FC今治)

FC今治は、V・ファーレン長崎からFWエジガル・ジュニオを完全移籍で獲得。2020年に長崎へ加入して以降、J2リーグで長年結果を残してきた実績十分のストライカーだ。2025シーズンは、MFマテウス・ジェズス、FWフアンマ・デルガドらと共に長崎の攻撃を牽引し、J1昇格へ貢献。ゴール前での高い決定力に加え、ポストプレーで攻撃の起点となれる点も大きな強みだ。

その実績を備えたストライカーの加入は、今治にとって得点源として計算できる存在であり、百年構想リーグでも中心的な役割が期待される。短期間の大会で結果を残すことができれば、リーグ戦に向けた戦術の軸として、早い段階から今治の攻撃を支える存在となる可能性が高い。


FW土信田悠生(ツエーゲン金沢→テゲバジャーロ宮崎)

J2初挑戦となるテゲバジャーロ宮崎は、ツエーゲン金沢からFW土信田悠生を完全移籍で獲得した。金沢では前線のターゲット役としてプレーし、2025シーズンは12得点を記録。フィジカルを活かしたポストプレーとゴール前での高い決定力を武器に存在感を示してきた。

空中戦の強さに加え、前線からの守備への献身性も特徴で、宮崎が志向するアグレッシブなスタイルとの相性は良い。得点という結果はもちろん、前線で起点となれるかどうかが評価の分かれ目となりそうだ。百年構想リーグでは、チーム全体の攻撃リズムを生み出しながら、新天地での立ち位置を確立できるかが注目される。


Jリーグ 写真:Getty Images

注目ポイント

今回紹介した6選手は、即戦力として結果を求められる選手から、成長が期待される若手まで立場はさまざまだ。しかし共通しているのは、百年構想リーグが単なる「準備の場」ではなく、「競争の場」として位置づけられている点にある。

約6か月間という限られた大会期間の中で、起用法や与えられる役割には各クラブの明確な意図が色濃く表れる。短期決戦だからこそひとつひとつのプレーの重みは大きく、新加入選手にとって百年構想リーグは秋春制移行後のシーズン本番を占う重要な舞台となるだろう。

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名前:Nao
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