Jリーグ

百年構想リーグ、J2新加入6選手の現在地とは?

日髙元(左)永野修都(中)永石拓海(右)写真:Getty Images

2026年2月6日に開幕する明治安田Jリーグ百年構想リーグは、秋春制移行を前に各クラブが戦力の底上げとチーム編成の方向性を定めていく重要な舞台となる。とりわけJ2クラブにとっては、新加入選手がどこまで戦力として計算できるかを見極める、数少ない公式戦の機会だ。

短期間で行われる大会だからこそ、結果や内容以上に「起用意図」や選手に対する「信頼の度合い」が色濃く表れる点も見逃せない。この記事では、J2リーグの移籍動向から、新天地での立ち位置に注目した6選手を取り上げ、それぞれの見どころを紹介していく。


堀米悠斗(アルビレックス新潟所属時) 写真:Getty Images

DF堀米悠斗(アルビレックス新潟→北海道コンサドーレ札幌)

北海道コンサドーレ札幌は、アルビレックス新潟を契約満了により退団したDF堀米悠斗を獲得した。2025シーズンは新潟で主将を務め、左足の高いキック精度を活かしたパスワークと、上下動を繰り返せる豊富な運動量を武器に、左サイドバックとして攻守両面で安定した役割を担ってきた。ビルドアップでは後方からの組み立てに関わり、守備ではサイドの対応力でチームを支える存在として評価されてきた。

札幌加入後は、これまでと同様左サイドバックでの起用を前提に、チームの戦術や強度にどこまで順応できるかが注目点となる。百年構想リーグは、コンディションや連係面を含めて実戦の中で確認できる貴重な機会だ。堀米が新天地でどのような立ち位置を築いていくのか、見極める場となりそうだ。


永石拓海 写真:Getty Images

GK永石拓海(アビスパ福岡→徳島ヴォルティス)

徳島ヴォルティスは、アビスパ福岡からGK永石拓海を期限付きで獲得。J1では通算39試合に出場し、2023年には福岡のYBCルヴァンカップ優勝に貢献した。191cmの長身を活かしたクロスボールへの対応力と、反応の速さを武器とするシュートストップが特長で、ゴール前での安定感には定評がある。

徳島では、昨季リーグ戦38試合に出場したGK田中颯がFC東京へ完全移籍。これにより、新たな正GKを巡る競争が予想される。百年構想リーグは、永石にとって新天地での評価と序列を築く上で、重要な意味を持つ大会となりそうだ。


永野修都 写真:Getty Images

DF永野修都(FC東京→藤枝MYFC)

藤枝MYFCは、FC東京からDF永野修都を育成型期限付き移籍で獲得した。FC東京の下部組織出身で、U-15、U-18を経てトップチームに登録された永野。2025シーズンはガイナーレ鳥取へ育成型期限付き移籍し、J3リーグで31試合に出場して1得点を記録するなど、主力として多くの実戦経験を積んだ。

世代別日本代表としても活躍しており、2026年1月に開催されたAFC U23アジアカップでは4試合に出場。守備の中心として日本の優勝に貢献した。藤枝は2026シーズン、新たに元日本代表の槙野智章氏を監督に迎え、その手腕に注目が集まっている。新指揮官のもと、U23アジアカップで得た経験を糧に、永野が定位置を掴めるかは大きな見どころとなりそうだ。

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名前:Nao
趣味:サッカー観戦、お酒、子供が所属するサッカークラブの応援
2023年からライターとしての活動を始めました。プライベートでは3人の男児の父親、個人ブログ「FootballAnalysis」を運営しています。サッカーがある日常、特に試合がある日の街の風景やスタジアム周辺の雰囲気が大好きです。多くの人にサッカーの楽しさを知って頂ける記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします!

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