
オランダ1部エールディビジのNECナイメヘンに所属していたFW塩貝健人が、ブンデスリーガのボルフスブルクへの移籍が1月20日に発表された。この移籍を巡り、NECのゼネラルディレクターであるウィルコ・ファン・スハイク氏が契約条項に関する興味深いエピソードを明かしている。
オランダメディア『Forza NEC』が報じたところによると、ファン・スハイク氏は19日に公開されたポッドキャスト『De Bestuurskamer』の最新回で移籍の経緯を説明した。
同氏は「我々は本当は塩貝を手放すつもりはまったくなかった」と述べ、「15日の夜になって、相手がオプションを行使したと聞かされた。正直、まったく想定していなかった」と振り返った。塩貝は20万ユーロ(約3,700万円)にも満たない金額でNECに2024年8月に加入したが、当時、塩貝の代理人が契約に契約解除条項を入れることを要求したという。
『Forza NEC』によると、ファン・スハイク氏は「笑いながら1,000万ユーロ(約18億円)という契約解除条項金額を書いた。そんな金額を出す変わり者がいるわけがないと思ってね」と当時の心境を語った。しかし、その変わり者がボルフスブルクだった。
同氏は「1年半で投資回収率3,000%、計算していて楽しかったよ。本当に素晴らしい移籍だと思う」と評価した。
ただ、NECの経営陣は移籍を残念に感じていたようだ。ファン・スハイク氏は「我々は本当に残念に思っているし、塩貝を残したかった」と述べ、「夏になれば、さらに価値が上がると考えていたし、スーパーサブとしてチームにとって重要な存在だったからだ」と説明した。
塩貝の移籍は、昨2025年夏にNECからプレミアリーグのサンダーランドに移籍したGKロビン・ローフスに次ぐクラブ史上2番目に高額な取引となったとのことだ。
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