
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表FW前田大然を巡る昨2025年夏の移籍市場での舞台裏が明らかになった。昨年夏に大型オファーが届き、本人も退団準備を整えていたものの、クラブ側の判断で移籍は実現しなかった。攻撃陣の補強が進まなかったセルティックにとって、主力選手の流出は避けるべきリスクと判断された形だったようだ。
大手メディア『Sky Sports』のスコットランド版のアンソニー・ジョセフ記者が同国のサッカー事情を扱う「Off the Underside Podcast」で語ったところによると、昨2025年夏の移籍市場最終週末にセルティックに前田獲得の大型オファーが届いた。
同記者は「オファーの金額は大きかった。前田はロッカーも片づけ、移籍する準備は整っていた」と当時の状況を明かした。しかしセルティックは十分な代役を確保できていなかったため、移籍を認めなかったという。
同記者は「もしセルティックが補強なしで、当時所属していたFWアダム・イダ(現EFLチャンピオンシップ・スウォンジー・シティ所属)と前田の両方を手放していたら、ブレンダン・ロジャーズ前監督はその時点で辞任していたかもしれない」とも指摘した。
前田は運動量、前線全てのポジションをこなせる柔軟性により、ロジャーズ前監督が起用できる選手の中でも代えの利かない存在となっていた。
また、ジョセフ記者は「1月の移籍市場で前田が売却される可能性は非常に低い。セルティックは今2025/26シーズンのリーグ優勝に現在は集中している」と述べた。
ただし「どこかのチームが常識外れの金額を提示してきたら、セルティックは検討せざるを得ないだろう」としながらも、現実的には残留が濃厚との見方を示した。
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