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佐野航大、ナイメヘン残留へ!「移籍金が…」マインツ所属の兄・佐野海舟に「勝てる」

佐野航大 写真:Getty Images

 ファジアーノ岡山出身であり、NECナイメヘンでFW小川航基やFW塩貝健人とチームメイトの日本代表MF佐野航大には、ステップアップ移籍の可能性が浮上。日本代表FW上田綺世、DF渡辺剛所属フェイエノールト、DF冨安健洋所属アヤックスなどが移籍先候補に挙がる中、本人が自身の去就について語った模様。マインツでプレーする実兄の日本代表MF佐野海舟にも言及した。

 オランダ『VI』で15日に掲載されたインタビュー記事によると、本人は自身の移籍報道について訊かれると、「僕は謙虚ですよ」と切り出してこう語ったという。

 「僕に多額の移籍金がかかると言う人もいますが、まだ1ゴール3アシストしか記録していません。この数字をもっと上げなければならない。PSVだ、フェイエノールトだ、あるいはドイツのクラブだ、といった話は耳に入ります。でも、それで集中を切らすことはありません。考えすぎないようにしています。そうしたところでプレーが良くなるわけではありませんから。今はナイメヘンの選手であり、そこに集中しています」

 「最も大切なのは試合に出続けることです。もし移籍してベンチに座ることになるなら、それは望んでいません。ナイメヘンの選手としてプレーしていても、代表入りのチャンスはあると思っています。ここで結果を出し続ければ、可能性はあるはずです」

 また、同選手は「兄は僕よりも強いです。それは昔からずっと変わりません。でも、フィジカル面で兄のレベルに近づけるよう努力することはできます。よくジムに通っていますよ。ただ、常に強くなければならないわけではなく、賢く立ち回ることで勝てると考えています」と、兄への対抗心を燃やしている。

 「ナイメヘンの選手としてプレーしていても、代表入りのチャンスはあると思っています」というコメントを踏まえると、佐野航大の今冬残留は既定路線である模様。ナイメヘンが少なくともクラブ史上最高額(1,300万ユーロ:約24億円以上)の移籍金を要求していることも、シーズン途中での移籍の障害になるとみられるだけに、本人としてはW杯日本代表入りに向けてナイメヘンでのプレーに集中したいところだ。