Jリーグ アビスパ福岡

アビスパ福岡退団…元湘南・神戸ウェリントンの移籍先決定。日本で現役引退希望もJリーグ挑戦終了

ウェリントン 写真:Getty Images

 湘南ベルマーレ、ヴィッセル神戸在籍時のあるブラジル人FWウェリントンは、2025シーズン限りでアビスパ福岡を契約満了により退団。福岡が金明輝前監督によるパワーハラスメント(パワハラ行為)疑惑報道で揺れるなか、同選手の新天地が正式決定。Jリーグ挑戦が終わったほか、本人の願いは叶わないとみられる。

 ウェリントンは2023年に福岡へ復帰した際、ブラジルメディア『terra』のインタビューで「日本で現役を終えることに何も問題ないよ」とコメント。2025年3月にはブラジルメディア『VAVEL』のインタビューで、現役引退の可能性については「その時(引退する時)が来たら、日本でサポーターとその瞬間を分かち合えることを楽しみにしているよ」と、Jリーグの舞台で現役を終える意向を示していた。

 日本でおよそ10年間プレーしてきたウェリントンだが、13日になってブラジル4部アメリカRNへの加入が決定。契約内容は明らかになっていないが、早ければ14日に行われるリオグランデ・ド・ノルテ州選手権の第2節でデビューするようだ。

 2026年2月に38歳の誕生日を迎えるというタイミングでの母国復帰であるだけに、ウェリントンがJリーグクラブでスパイクを脱ぐ可能性は極めて低いとみられる。本人の“日本愛”を多くのファン・サポーターが理解しているだけに、今回のJリーグ挑戦終了がクローズアップされるはずだ。

 なお、ウェリントンは福岡退団の際、公式サイトを通じて以下のようにファン・サポーターへメッセージを送っていた。

 「このクラブと別れるのは本当に辛いです。ここでの時間は二度の在籍を合わせて5年半。 その間に友人ができ、素晴らしいチームメイトに恵まれ、学び、教える機会を持ち、 そして2015年のJ2からJ1への昇格や、2023年のルヴァンカップ優勝といった 喜びも味わうことができました。この時間をともに歩んでくれたすべての皆さんに心から感謝しています。 そして、私に示してくださった支え、認めてくださる気持ち、 そして何よりも尊敬の心に深く感謝します」

 「また、長い間応援し続けてくださったサポーターの皆さんにも本当に感謝しています。 いつも、私がプレーする姿を尊重し、喜んでくださり、ピッチに立つたびに 皆さんの応援が見えて、雰囲気が変わるのを感じました。 その力がいつも私を励まし、チームのために戦う大きな支えになっていました」

 「さらに、クラブ初のタイトル獲得に貢献できたこと、 そしてチームの歴史に自分の名前を刻むことができたことを誇りに思います。 特にベススタで感じた声援の力と、その圧倒的な雰囲気は一生忘れません。これからは同じ道を歩むことはありませんが、 皆さんは永遠に私の記憶と心の中に残り続けます」