
ガンバ大阪は日本代表MF堂安律の指導歴があるイェンス・ウィッシング監督を招へい。ハリー・プファル氏などドイツ人指導者が次々と入閣しているだけに、MFマウロ・サラザール(シャルケ)、DFキリアン・フィッシャー(ボルフスブルク)、FWロメオ・アイグベカーン(ザンクトパウリ)が獲得候補に挙がっているという。
ドイツ『フースバル・ミニスター』は9日、3選手について「G大阪が動向を注視している」と報道。現在20歳のサラザールは、身長175センチで右利きのセントラルミッドフィルダー。2024年夏にシャルケへ加入しているが、今季はここまで2部リーグ戦でわずか1試合。セカンドチームへ送られるなど、厳しい状況に置かれている。
現在25歳のフィッシャーは、身長182センチで両利きのサイドバック。2022年夏からボルフスブルクでプレーしており、今季はここまでブンデスリーガ7試合に出場。左サイドバックもこなせるだけに、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)DCユナイテッドへ完全移籍したDF黒川圭介の後釜として期待されそうだ。
現在21歳のアイグベカーンは、身長189センチで両利きのウインガー。ザンクトパウリで日本代表MF藤田譲瑠チマ、アビスパ福岡から完全移籍加入のDF安藤智哉とチームメイト。現在はセカンドチームの一員として、ドイツ4部リーグ戦9試合の出場で2ゴールを挙げている。
ウィッシング監督の就任を軸に進められるG大阪のドイツ路線は、クラブの再構築を見据えた戦略的な挑戦であると言える。出場機会を求める若手や立場が不安定な選手にとって、Jリーグは再出発の場となり得る一方、G大阪にとっても新たな競争力を獲得する好機である。
重要なのは、欧州の看板や経歴に依存するのではなく、チーム戦術との適合性や成長余地を見極める姿勢である。この補強方針が実を結ぶかどうかは、ドイツ流の知見を日本の土壌にどう根付かせるかにかかっているのである。
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