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鹿島アントラーズ、FC東京に在籍。レアンドロが現役引退へ「これ以上…」

レアンドロ(FC東京在籍時) 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズ、FC東京在籍歴のある元ブラジル代表FWレアンドロが、現役引退間近である模様。2025年11月にECノヴォ・アンブルゴへ移籍したが、本人にプレーの意思はないという。

 現在32歳のレアンドロは2025年6月、ブラジル4部所属のウベルランジアECへ移籍。ウベルランジアECとは2025年12月までの短期契約を結んでいたが、当時から米メディア『ESPN』のインタビューで「自分の気持ちとしては引退したいけど、(引退後に)どうやって、何をすればいいのか分からない」などと、引退の可能性を示唆していた。

 それでも11月にECノヴォ・アンブルゴへ移籍。加入会見では、現役続行や同クラブ移籍の理由について以下のように語っていた。

 「子供たちや妻がいつも僕のことを支えてくれた。家族のためにプレーしてきたし、今もその気持ちに変わりはない。(ECノヴォ・アンブルゴのホームは)自宅から近いし、その点が非常に大きかった。生活リズムを大きく変えず、家族と一緒にいられることが何よりも大事だったんだ」

 家族に対する特別な思いを明かしたレアンドロだが、サッカーへの情熱は冷めている模様。ブラジル『abcmais』は1月5日、レアンドロの現状について「彼はリオグランデ・ド・スル州選手権に出場しない可能性がある。これ以上のプレーを望んでいない。現役引退を望んでいる」とリポート。これによると、同選手は年末年始にトレーニングマッチを2試合続けて欠場。3日に行われた練習試合でも数分間しかプレーしなかったという。

 家族を最優先に考える姿勢は成熟した選択である一方、サッカーへの情熱を失ったまま現役の肩書きを保ち続けることが、本人にとって最善であるとは限らない。華やかなキャリアの裏で、多くの選手が引退後への不安を抱えながら決断を先延ばしにしている現実がある。レアンドロに求められるのは、周囲の期待ではなく、自身の心と向き合い、納得のいく形で次の人生へ踏み出す勇気である。