
ガンバ大阪:イェンス・ウィッシング監督
期待度:★★★☆☆
主な監督実績
- 1.FCギーヴェンベック(2014-2019/ドイツ6部相当)
ダニエル・ポヤトス監督を退任させたG大阪が新指揮官として選んだのは、37歳のドイツ人監督イェンス・ウィッシング氏だ。トップチーム監督としての経験はドイツ下部リーグに限られるが、ボルシアMGⅡ、PSV、ベンフィカ、RBザルツブルクと欧州の名門でアシスタントコーチを歴任し、最新の戦術理論と育成メソッドを吸収してきた。
理論面やトレーニング設計への期待は大きい一方、Jリーグ特有の過密日程や文化への適応は未知数だ。2025シーズンを9位で終えたG大阪は改革が求められており、成功すれば一気に化ける可能性もあるが、逆に結果が出なければ批判に晒されるリスクも高い。ポテンシャルと不確実性が同居する人選であり、期待度は【★★★☆☆】と評価した。

ヴィッセル神戸:ミヒャエル・スキッベ監督
期待度:★★★★★
主な監督実績
- ボルシア・ドルトムント(1998-2000/ドイツ)
- バイエル・レバークーゼン(2005-2008/ドイツ)
- ガラタサライ(2008-2009/トルコ)
- アイントラハト・フランクフルト(2009-2011/ドイツ)
- エスキシェヒルスポル(2011/トルコ)
- ヘルタ・ベルリン(2011-2012/ドイツ)
- カラビュックスポル(2012/トルコ)
- グラスホッパー・チューリッヒ(2013-2015/スイス)
- エスキシェヒルスポル(2015/トルコ)
- ギリシャ代表(2015-2018)
- ボルシア・ドルトムント U19(2019-2020/ドイツ)
- アル・アイン・サウジ(2020-2021/サウジアラビア)
- サンフレッチェ広島(2022-2025)
広島を4シーズンにわたり率い、ルヴァン杯2度の優勝に導いたミヒャエル・スキッベ監督が神戸の新指揮官に就任した。ドイツ、トルコ、スイス、代表チームなどで豊富な経験を積み、日本でも確かな結果を残した実績は、今季就任監督の中でも群を抜く。理論とマネジメントの両面に優れ、本来であれば日本代表監督候補に挙がっても不思議ではない経歴だ。
2025シーズンにリーグ連覇を逃した神戸にとって、王座奪還は至上命題となる。主力選手の高齢化という課題はあるものの、戦力と資金力を備えたクラブ環境はスキッベ監督の手腕を最大限発揮できる舞台と言える。適応に一定の時間は要する可能性があるが、成功確率の高さを考慮し、期待度は最高評価の【★★★★★】とした。

サンフレッチェ広島:バルトシュ・ガウル監督
期待度:★★★☆☆
主な監督実績
- 1.FSVマインツ05Ⅱ(2018-2022/ドイツ4部相当)
- グールニク・ザブジェ(2022-2023/ポーランド)
スキッベ監督体制を終えた広島は、38歳の若手指揮官バルトシュ・ガウル氏を招聘した。ドイツとポーランドで監督経験を積み、近年はRBライプツィヒでユース育成とトップチームの双方に関わるなど、育成分野で高い評価を受けてきた人物だ。即戦力型というより、中長期的なチーム構築を得意とするタイプである。
就任会見では「結果と若手育成の両立」を掲げており、育成型クラブとしての広島の哲学とも合致する。百年構想リーグを適応期間と捉え、秋春制に移行する2026/27シーズン以降を見据えたロードマップが透けて見える人選だ。未知数な部分は多いが、挑戦的かつ広島らしい決断として、期待度は【★★★☆☆】とした。
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