Jリーグ 浦和レッズ

浦和レッズ出身の大城蛍が海外移籍!ガイナーレ鳥取を契約満了で退団

浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズ、Y.S.C.C.横浜、愛媛FC在籍歴のあるDF大城蛍は、2025シーズン限りでガイナーレ鳥取を契約満了により退団。しばらく無所属状態だったが、1月4日に海外移籍が正式決定している。

 マレーシア1部ネゲリ・スンビランFCは4日、大城の獲得を公式発表。クラブ公式Xアカウントでは、「大城蛍選手が、今シーズンの戦力を強化するため、ネグリ・スンビランFCに正式に加入しました。日本出身の同選手は身長182cmで、日本国内でも屈指の育成組織である浦和レッズのアカデミー出身です」と、同選手の経歴が簡単に紹介されているが、年俸や契約年数は明らかにしていない。

 現在25歳の大城は、2019年に浦和のトップチームへ昇格したが、プロ1年目はJ1リーグ戦で出番なしと出場機会に恵まれず。2020年から鳥取、横浜へ期限付き移籍すると、2022年に愛媛へ完全移籍している。

 愛媛では在籍2年間でJ3リーグ戦35試合に出場。2024年に完全移籍で鳥取へ復帰したが、左股関節唇損傷という大怪我を負い、2024年12月に手術。全治6か月と診断されたが、2025シーズンはJ3リーグ戦で一度もピッチに立たなかった。

 大城の海外移籍は、順風満帆とは言えないキャリアの中でも、選手として生き残るための現実的かつ前向きな選択である。国内での評価や立場に固執するのではなく、自らの可能性を再び証明できる場所を国外に求めた点に、強い覚悟がにじむ。

 大怪我という試練を乗り越え、新天地で再出発を図るこの挑戦は、結果だけでなく、その過程自体が今後のキャリアに大きな意味を持つものである。環境が変われば評価も変わる。同選手がマレーシアの地で積み上げる一歩一歩が、停滞した時間を塗り替える確かな足跡となることが期待される。