高校サッカー

選手宣誓から一夜で無念の敗退。専大北上・𠮷池の「分岐点」【高校サッカー】

𠮷池晃大 写真:Yusuke Sueyoshi

12月28日、第104回全国高校サッカー選手権大会の開会式が国立競技場(東京都)で行われ、専修大学北上高校(以下、専大北上)のキャプテンMF𠮷池晃大(3年)が選手宣誓を務めた。

𠮷池は「私たち選手一同は、日々の努力の成果を発揮しフェアプレーの精神を忘れず、これまで支えてくれた監督、コーチ、家族や仲間への感謝の気持ちを胸に、それぞれの目標のために戦い続けます」と力強く宣言。続けて、同じ岩手県出身で現在ロサンゼルス・ドジャース(メジャーリーグベースボール)で活躍する大谷翔平選手にも言及。次のように語った。

「今年、岩手県出身の大谷選手が(ナショナルリーグで)MVPに輝き、日本の野球界だけでなくスポーツ界全体に大きな影響をもたらしてくれました。大谷選手のように、世界で活躍する選手が今大会の選手の中から数多く出ることに期待を寄せています」。

そして最後に「自分は各都道府県の代表として、ここに立つまでの間にいくつもの分岐点を経て来ました。過去の振る舞いや行動がひとつでも違っていたら、この場に立てていなかったかもしれないと思うと、人は誰しも人生を揺らす一点があるのだと強く確信します。この舞台に立てなかった選手たちの思いを引き受け、彼らの健闘を胸に戦うことで、今大会はもちろん今後の人生においてもこの思いを大切にし、様々なことに前向きに取り組みたいと思っています。選手権はこれまでの全てを懸けた集大成の舞台です。それぞれの高校がそれぞれの目標を目指し、支え合い、信じ合ってきた仲間との絆や積み重ねてきた努力をピッチで表現し、一点、一瞬に魂を込めて戦うことを誓います」と締めくくった。

ここでは、開会式直後の記者会見に出席した𠮷池主将が、選手宣誓に込めた思いや、高校3年間を振り返って語った言葉を紹介する。


𠮷池晃大 写真:Yusuke Sueyoshi

選手宣誓に込めた想い

記者会見の冒頭、𠮷池は全国の舞台で務めた選手宣誓について、その心境や言葉に込めた思いを語った。「(選手宣誓を終えて)まずはホッとしています。このような大役を務められたことは、人生の中でも一番の思い出だなと感じます」と振り返った。

また、選手宣誓の言葉はどのように考えたかという質問に対して「最初に、ある程度自分で入れたいキーワードを考えてから、学校の国語の先生と一緒に文章を作りました」と明かした。

大谷選手への言及については「岩手県内に限らず国内外でとても影響力がある方なので、大谷選手のように、周囲に良い影響を与えられる選手を目指していけたらと思い、その文言を入れました」とコメントしている。

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名前:Yusuke Sueyoshi
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