Jリーグ ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸FW宮代大聖の移籍金ゼロ?ラス・パルマス以外の移籍先候補浮上も

宮代大聖 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の日本代表FW宮代大聖には、以前から海外移籍の可能性が報じられているが、ここに来てスペイン2部ラス・パルマスからの関心が浮上。FW前田大然、MF旗手怜央ら擁するスコットランド1部セルティックのライバルクラブであるレンジャーズも新天地候補に挙がっているが、移籍金はゼロであるかもしれない。

 海外メディア『レンジャーズジャーナル』は11月の時点で、宮代を「レンジャーズへの移籍が可能なJリーガー」としてリストアップ。「彼は前線の複数のポジションでプレーできる。ボール扱いも上手く、フィニッシャーとしても優秀」「前田と比較して、オフザボールの動きが素晴らしい。この動きを活かすには、まわりの選手が彼と同じ波長でプレーし、パスを出せるかが鍵になる」と、日本代表FW前田大然(セルティック)を比較対象に挙げていた。

 ただ一方で、同メディアは「宮代と神戸の契約は2026年1月までであり、(2月以降の獲得ならば)移籍金はゼロである」と、一部契約内容を報道。2025シーズン終了後にフリー移籍の可能性もあるとみられる。

 宮代は2023シーズン終了後に川崎フロンターレから神戸へ完全移籍すると、加入1年目の2024シーズンに、J1リーグ戦32試合の出場で11ゴール4アシストをマークし、J1連覇に大きく貢献。2025シーズンもリーグ戦34試合の出場で11ゴール4アシストと結果を残した。

 なお、ラス・パルマスは過去にMF柴崎岳(現鹿島アントラーズ)の獲得を逃したことで話題に。2025/26シーズンはここまでスペイン2部リーグ戦で9勝7分3敗と好調を維持。首位から勝ち点3差の2位とラ・リーガ昇格争いを繰り広げている。