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日本代表の南野拓実、「モナコの陰の英雄」と報道!

南野拓実 写真:Getty Images

 リーグ・アンのASモナコにはフランス代表MFマグネス・アクリウシェやFWアンス・ファティ、元プレミアリーグのアーセナルに所属していたFWフォラリン・バログンやFWミカ・ビエレスなど、注目を集める選手が在籍するが、同クラブに在籍する日本代表FW南野拓実の存在感は際立っているようだ。

 フランスメディア『Get Football News France』は南野について「モナコの陰の英雄」と報じた。同メディアは「モナコにおける南野の重要性は否定できない」と評価し、以下のように特集記事を組んでいる。

 昨2024/25シーズン、南野は若いチームで最も経験豊富な選手として43試合に出場し、9ゴール5アシストを記録した。控えめな性格ながら模範を示してチームを率い、アディ・ヒュッター前監督から厚い信頼を得た。その安定性と冷静さは新たな指揮官セバスチャン・ポコニョーリ監督の下でも評価され、今2025/26シーズンは17試合で4ゴール3アシストを記録している。

 南野はモナコへ加入した2022/23シーズン、25試合で1ゴールと苦戦した。しかし昨2024/25シーズンには全公式戦43試合で9ゴール5アシストを記録。南野自身は「何も変えていませんが、サッカーとはこういうものです」と語ったことが伝えられており、モナコの環境に順応していることを好調の理由に挙げていた。

 クラブは2025年3月に南野に来2026/27シーズンまでの新契約を提示、南野は「できる限り長くここに留まりたい」と応じ、契約を更新していた。

 モナコのチアゴ・スクーロCEOは、経験豊富な選手はパフォーマンスを発揮しなければならないと強調しており、南野は常にその期待に応えてきた。ただし、南野は2025年最後の試合で前十字靱帯断裂の重傷を負い、2026年の大半を欠場する可能性が高い。