
オーストラリア代表FWミッチェル・デュークは先日、町田ゼルビアから同国1部マッカーサーFCへ完全移籍。本人が移籍の裏側の一部を明かしている。
デュークの去就を巡っては、海外メディア『オーストラリア・フットボールニュース』が10月の時点で町田退団の可能性を報道。当時、本人は「最優先事項はコンスタントにプレーすること。母国に戻る機会があれば、特別な気持ちになるだろう」と語っていたほか、同メディアは「日本でのシーズン移行を前に、彼は短期的な移籍を検討していることを認めた。オーストラリアへの復帰も選択肢のひとつとして排除していない。彼は長年、オーストラリアでキャリアを終えたいという思いを明かしていた」と報じていた。
オーストラリア『Football360』の報道によると、デュークはマッカーサーFCの加入会見で、「マッカーサーへ移籍したのは、家に近く、愛する人たちのそばで幸せに過ごすことで、最高のパフォーマンスを発揮できると思ったから。家族全員が近くにいるんだ」とコメント。家庭の事情が母国復帰を後押ししたという。
また、同選手は「オーストラリア代表で50試合以上に出場し、アジアの海外リーグで10年間プレーしてきた選手として、その経験をチームに還元したいと考えている」などと新天地での意気込みも語ったが、記事によるとFIFAワールドカップ北中米大会の代表メンバー入りも狙っているという。
現在34歳のデュークは、清水エスパルスやファジアーノ岡山等を経て、2022シーズン終了後に岡山から町田へ完全移籍。加入1年目はJ2リーグ戦34試合の出場で10ゴールと絶対的ストライカ-として活躍していたが、J1昇格後の2024シーズン以降は控え要員に。今季もJ1でのスタメン出場が9試合と、レギュラー奪還とはならなかった。
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