Jリーグ アルビレックス新潟

アルビレックス新潟残留?マテウス・モラエスが意味深投稿「疑われて批判されたが…」

アルビレックス新潟 写真:Getty Images

 J2降格のアルビレックス新潟は、すでに複数選手が退団。主将のDF堀米悠斗もチームを去っているが、その一方で2025年夏にブラジル3部マリンガFCから移籍加入したブラジル人FWマテウス・モラエスの去就にも注目が集まっている。

 マテウスは12月10日にインスタグラムを更新。ピッチに立つ自身の姿をアップした上で、来日1年目の2025シーズンをこう振り返っている。

 「今日、私はこれまでのキャリアの中で最も重要だったシーズンを、感謝の気持ちで締めくくります。ここにたどり着くまで、私が何を経験し、人知れずどのような戦いに挑んできたか、そして信仰が自分を支えてくれた日々を、神様だけ知っています」

 「私の歩んできた道を知りもしない多くの人々から疑われ、批判されましたが、神様は決して私を見捨てませんでした。神様は痛みを強さに変え、想像もしていなかった道を切り開き、数年前の自分なら信じられないような形で私を称えてくださいました」

 「今年手にしたすべての勝利、すべての学び、そして神様が開いてくださったすべての扉に感謝しています。これからも神様が私の歩みを導いてくださいますように。ここまで私を支えてくださったのですから、最高の瞬間はこれからやってくると信じています」

 「神様は痛みを強さに変え、想像もしていなかった道を切り開き、数年前の自分なら信じられないような形で私を称えてくださいました」などと、新潟移籍後のキャリアに対して前向きなコメントを残したマテウス。26日に再びインスタグラムを更新しているが、同じく新潟のユニフォームを身にまとう自身の姿をアップした上で、「次のシーズンがとても楽しみです」とポスト。自身の去就で何らかの動きがあったと考えられるが、残留や移籍の可能性には言及していない。

 一方、ブラジルメディア『OMARINGA』は11月の時点で「モラエスをはじめ、マリンガから他クラブへレンタル移籍中の選手たちについては、まだ明確な方針は定まっていない」とリポート。マリンガの方針次第では復帰の可能性もあるという。

 現在25歳のモラエスは、身長176センチで左利きのアタッカー。2022シーズン終了後にブラジル1部サントスのBチームからマリンガFCへ完全移籍しており、2025シーズンのパラナ州選手権で8ゴールをマーク。2025年6月はじめ、マリンガFCと2028年12月までの契約延長で合意していたが、7月になって新潟へ移籍。新潟は公式声明で移籍形態を明らかにしていないが、ブラジル『ge』は「1年レンタルで加入」と報じている。