
京都サンガ所属DF福田心之助には、2025年夏にイングランド2部チャールトン・アスレティックFCからの関心が報じられていたが、2025シーズン終了後に再び海外移籍の可能性が浮上している。FW前田大然、MF旗手怜央ら擁するスコットランド1部セルティックのライバルクラブであるレンジャーズをはじめ複数クラブが移籍先候補に挙がっている。
英メディア『FLW』は12月26日にチャールトンの補強戦略を特集。2026年1月の移籍ウィンドウで獲得する可能性がある選手のひとりに福田を挙げると、同選手についてこう伝えている。
「チャールトンは少なくとも1人の新たなウイングバックを獲得することが優先事項であることはほぼ確実だ。特に、ジェームズ・ブリーのレンタル期間が2026年に終了することを考えれば、その必要性は極めて高い。そのポジションの候補となり得るのが福田だ」
「チャールトンは今年7月、京都に対してオファーを提示したが、その時は拒否されていた。福田の現所属クラブである京都が、12月の契約満了までに契約延長にこぎつけられなかった場合、1月にフリーで彼を獲得できる可能性がある。福田は来夏に開催されるFIFAワールドカップで日本代表としてプレーするという野望を抱いているはずだ。イングランド2部への移籍は、森保監督から注目されるための絶好のチャンスとなるかもしれない」
一方、海外メディア『レンジャーズジャーナル』は2025年11月の時点で福田を「レンジャーズへの移籍が可能なJリーガー」としてクローズアップ。「彼はJ1リーグ戦でのスプリント回数で際立っている。そのスピードを攻守両面で活かせる選手だ。もしミスをしても、スピードで戻ってカバーできる。これはレンジャーズがここ数年欠いていた戻りの速さである。このクラブには、汗をかける選手が必要だ」と伝えるとともに、「セルティック所属の日本代表FW前田大然など、日本人選手はとにかく絶えず動いている、走り続けているという印象がある」と日本人選手が兼ね備えているメンタリティーを分析している。
なお、英紙『デイリーメール』は2025年7月の時点で「チャールトンは買い取りオプション付きの期限付き移籍で、福田の獲得オファーを提示」と報道。「現行契約には80万ユーロ(約1億3,800万円)の契約解除条項が盛り込まれている」と一部契約内容にも触れていた。
コメントランキング