
ブラウブリッツ秋田所属のセルビア人GKルカ・ラドティッチは、V・ファーレン長崎からの期限付き移籍期間が2026年1月31日に満了となるが、今季限りでの秋田を退団することが決定的だという。
本人は12月23日にインスタグラムを更新。クラブの発表を前に秋田を去ることをファン・サポーター等に報告したが、当該投稿は24日朝の時点で削除。同選手が“フライング発表”に気付いたものとみられる。
現在25歳のラドティッチは、チェコ、ラトビア、セルビア国内クラブを経て、2023年に長崎へ移籍。ただ同年5月9日のトレーニング中に右膝前十字靭帯断裂および外側半月板損傷の重症を負い、6月8日に手術。全治32週間と診断され、来日1年目のシーズンを一足早く終えていた。
そして戦線復帰した2024シーズンもJ2リーグ戦で出番なし。秋田へ期限付き移籍して迎えた2025シーズンもJ2リーグ戦で1試合の出場にとどまった。直近3シーズンにわたり、公式戦でほぼピッチに立っていないだけに、J1昇格を果たした長崎の構想から外れている可能性も考えられるところだ。
なお長崎のGK陣では、2024シーズン終了後にモンテディオ山形から加入した後藤雅明がJ2リーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場。原田岳は3試合で先発に名を連ねたが、富澤雅也と井岡海都はリーグ戦で出番が無かった。
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