
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは、ウィルフリード・ナンシー監督の就任後、深刻な危機に直面している。同指揮官は就任後最初の4試合をすべて落としており、チームのパフォーマンスは急激に低下。守備面での混乱に加えて、攻撃面でも同様に深刻な状況が続いており、12月22日に開催されたアバディーン戦(3-1)に敗れていた場合、解任される可能性があったとの噂も出ていた。
そんな中、スコットランドメディア『67 Hail Hail』は、元川崎フロンターレ(J1)、現在はセルティックに所属するFW山田新が「セルティックの選手としては不十分だ」との厳しい評価を報じた。
同メディアが、スコットランドのサッカーを専門とするラジオパーソナリティ・ジャーナリストのヒュー・キービンズ氏が同国メディア『Daily Record』のコラムで、チーム内の2人のFWを名指しで批判していることを取り上げた格好だ。
18日に開催されたダンディー・ユナイテッド戦(1-2)では、セルティックはFWジョニー・ケニーが最前線を任されたが決定的な2度のチャンスを逃し、その後チームで唯一他にFWとして起用可能だった山田と交代した。
しかし結果は伴わず、キービンズ氏は「ケニーは、ダンディー戦で屈辱を味わった。セルティックの前線に立つには明らかに力不足で、それを証明するかのように決定機を次々と外した」と指摘。
さらに「ケニーはプレミアシップの選手ですらなく、ましてやセルティックのレベルにある選手ではない。その後、ケニーに代わって投入されたヤマダは、さらに悪かった」と厳しく評価。
同氏は、この2人のどちらもスコティッシュ・プレミアシップで戦うクラブの選手として十分ではないとの見解を示した。
幸いにも、1月の移籍市場は目前に迫っており、この問題に対処する機会はそう遠くないと『67 Hail Hail』は指摘。
クラブが1月の移籍市場でナンシー監督を支援する計画はあると伝えられており、実績のあるゴールスコアラーが必要であることは明らかだ。
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