Jリーグ ヴィッセル神戸

齊藤未月にヴィッセル神戸復帰浮上!京都サンガ移籍時の“優勝させる”宣言でも話題

齊藤未月 写真:Getty Images

 京都サンガ所属の元U20日本代表MF齊藤未月は、ヴィッセル神戸からの期限付き移籍期間が2025シーズン終了までとなっている。今オフの去就に注目が集まっているが、神戸復帰の可能性があるという。

 齊藤は12月21日にXを更新。高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 ファイナルでU18神戸が敗れたことをアナウンスする「ヴィッセル神戸アカデミー」公式アカウントのポストを引用した上で、「めちゃくちゃ面白い最高の試合でした!」「次なるステージでトモニ頑張ろう」とポストしている。

 このポストの「トモニ」というフレーズは、ファン・サポーターをはじめ神戸に関わる人々の間で使われる言葉である。同選手が京都への期限付き移籍期間満了を迎えるタイミングで「トモニ」という言葉を使っているだけに、2026年に再び神戸でプレーする可能性は十分考えられるところだ。

 齊藤は2023年1月に湘南ベルマーレから神戸へ期限付き移籍。加入1年目にJ1リーグ戦22試合に出場したが、同年8月19日の柏レイソル戦でDFジエゴとMF戸嶋祥郎にスライディングで挟まれ、左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷、内外側半月板損傷という大怪我を負い、1年以上にわたり戦線離脱を余儀なくされた。

 それでも2023シーズン終了後、完全移籍移行により神戸と3年契約を締結。2025年2月8日に行われたFUJIFILM SUPER CUP 2025のサンフレッチェ広島戦で復帰したが、2025年7月に京都へ期限付き移籍。移籍後はJ1リーグ戦で3試合の出場にとどまった。

 なお齊藤は京都移籍の際のコメントで話題に。京都の公式サイトを通じて「このクラブを優勝させるために移籍を決断しましたし、多くの方が今まで自分のサッカー人生に関わってくれている中で、感謝を自分のプレーで体現できるように全力で毎日、直向きに突き進んでいきます」と、新天地での意気込みを語った。

 ただ、移籍決定時点で神戸が首位、京都が神戸から勝ち点4差の4位とJ1優勝争いを展開。それだけに、「このクラブを優勝させるために移籍を決断」という文言を巡り様々な意見が湧き起っていた。