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FC東京、野澤零温が残留へ!第三者のSNS投稿が話題

野澤零温 写真:Getty Images

 FC東京所属FW野澤零温は12月21日、オフィシャル後援会の2025シーズン報告会に参加。ファン・サポーターに向けてプレミアムトークショーを実施したが、今冬残留がほぼ確実だという。

 デザイン業を手掛ける『pmf』の佐々木真人代表取締役は21日、インスタグラムを更新。オフィシャル後援会の2025シーズン報告会に参加したことを報告するとともに、野澤とのツーショット写真をアップ。「野澤零温 オフィシャル後援会 2025シーズン報告会」とした上で、「ファン、サポーターの方々の温かさに感謝し 来シーズン零温はスタジアムを熱くするでしょう We are TOKYO!」とポスト。トークショーの内容には触れていないが、選手本人から来季もFC東京のユニフォームを着てピッチに立つことが明かされたとみられる。

 現在22歳の野澤は、FC東京の下部組織出身。2022年にトップチームへ昇格したが、プロ1年目は育成型期限付き移籍によりSC相模原へ。J3リーグ戦で7試合の出場に終わった後、一度FC東京へ復帰する。

 ただ、2022シーズン前半戦もJ1リーグ戦で3試合の出場に終わり、同シーズン途中で松本山雅へ期限付き移籍。その松本ではJ3リーグ戦15試合の出場とプレータイムを増やし、2024年に再びFC東京へ復帰。2025シーズンはJ1リーグ戦25試合の出場で1ゴール1アシストと結果を残している。

 野澤は期限付き移籍先での経験により着実に成長し、自身の立ち位置を切り開いてきた選手である。J3での苦戦や出場機会の限界を糧に、再び戻ったFC東京で結果を残し、クラブに必要不可欠な存在へと成長した点は評価に値する。

 2026シーズンもFC東京で戦うという選択は、彼自身の覚悟であると同時に、クラブからの信頼の表れでもある。積み重ねてきた時間と挑戦の意味を胸に、同選手が次なるステージでどのような熱をスタジアムにもたらすのか。その歩みは、クラブの未来そのものを映す鏡であると言えるだろう。