
ガンバ大阪は12月20日、横浜F・マリノスからFW植中朝日を完全移籍により獲得したと公式発表。これに関連して、G大阪所属DF半田陸の残留が濃厚とみられるが、同選手には海外移籍が幻に終わった過去があるという。
半田は20日にインスタグラムを更新。植中のG大阪移籍を発表するクラブ公式アカウントのポストを引用して、「友達来た」とコメントを残しているが、この投稿内容を踏まえると、半田には植中と共闘する意思があり、G大阪残留が既定路線とみられる。
そんな半田には、クロアチア1部ディナモ・ザグレブ移籍の可能性が取りざたされていたという。クロアチア『sportske novosti』は2025年11月、ディナモ・ザグレブの補強ポジションのひとつに右サイドバックを挙げると、「当初は半田が獲得候補として取りざたされた。クラブ関係者は彼の技術力、運動能力、継続的なコンディションを高く評価していた」とリポート。「2026年1月31日をもって契約満了となる」と、G大阪との一部契約内容もあわせて伝えていたが、現在はかつていわてグルージャ盛岡に在籍していたフィリピン代表DFビスマルクを獲得候補にリストアップしているという。
現在23歳の半田は、2022シーズン終了後にモンテディオ山形からG大阪へ完全移籍。加入1年目からJ1リーグ戦23試合の出場で1ゴールと結果を残すと、2023年夏にはスコットランド1部ハーツ移籍の可能性が取りざたされたが、金銭面で折り合いがつかず破談。2024年にはパリ五輪のU23日本代表に選出されたものの、大会直前の怪我で離脱を余儀なくされている。
2025シーズンのJ1リーグ戦全試合でプレーするなど、G大阪にとって必要不可欠な戦力となっている半田。海外移籍の可能性も報じられたが、2026年もパナソニックスタジアム吹田でプレーするとみられる。
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