
ラ・リーガのバルセロナは世界中で若手才能の発掘を続けている。南米のユース大会でのパフォーマンスで評価を高める選手たちに目を向けており、将来的な戦力補強の候補として複数の有望株をリストアップしている状況のようだ。
アメリカメディア『Barca Blaugranes』によると、バルセロナはアルゼンチン1部のリーベル・プレートに所属するFWイアン・スビアブレを注視しているという。18歳のスビアブレは、両サイドでプレーできる技術と得点力を備えた選手だ。
スペインメディア『SPORT』は、バルセロナが「2025年夏にFWルーニー・バルドグジを獲得する前、スビアブレに対して約1,000万ユーロ(約18億円)の正式オファーを提示していた」と報じた。
バルドグジは移籍金が比較的低額だったことから即戦力として獲得された。しかし、クラブ関係者によれば「バルセロナの理事会は以前から技術力を備えた左利きの若いウインガーを探しており、スビアブレはその条件に完全に合致していた」と同メディアは伝えている。バルセロナのスポーツディレクターデコ氏の個人的な関心もありバルドグジが優先事項となったとのことだ。
アルゼンチンメディア『Clarín』によると、スビアブレは、プレミアリーグのチェルシー、アーセナル、リバプールなど欧州のトップクラブから関心を寄せられている中、最近リーベルと2028年12月までの契約延長に合意した。この契約には1億ユーロ(約185億円)の契約解除条項が含まれているとのことだ。
スビアブレは、現地9月27日-10月19日にチリで開催されたFIFA U-20ワールドカップで2ゴールを記録し、アルゼンチンを準優勝に導いた。
現在のバルセロナは左利きのセンターバックやFWロベルト・レバンドフスキを補完する攻撃的選手に注目している。スビアブレのようなウインガーの獲得は将来の移籍市場で再検討される可能性もあるが、関係者によれば実現するかどうかは財政状況とタイミングに左右される見通しとのことだ。
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