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サガン鳥栖MF西矢健人が海外移籍へ!移籍先はDFをモンテディオ山形に放出か

サガン鳥栖 ユニフォーム 写真:Getty Images

 サガン鳥栖所属MF西矢健人は、2025シーズン終了後の海外移籍が決定的に。新天地は横浜F・マリノス、セレッソ大阪、柏レイソル、北海道コンサドーレ札幌などJリーグ複数クラブOBである岡山一成氏(現ザスパ群馬ヘッドコーチ)の古巣、韓国1部所属の浦項スティラースだという。

 浦項の補強を巡っては、韓国の移籍市場に精通しているソル・ホジョン氏が12月4日の時点で「J2クラブに所属、20代後半である日本人ミッドフィルダーの獲得に向けて交渉中」とリポート。韓国『add online』は13日までに「浦項は西矢の獲得に動いている可能性がある」と伝えていた。

 すると、ソル・ホジョン氏は19日に、西矢の浦項移籍がほぼ確実になったと報道。現時点で年俸など契約内容や移籍金の有無などは明らかになっていないが、年内に公式発表される可能性があるとみられる。

 現在26歳の西矢は、大阪桐蔭高校や明治大学を経て、2022年にFC大阪へ加入。2023年8月から2024年7月まで藤枝MYFCでプレーした後、鳥栖へ移籍している。その鳥栖では加入1年目からJ1リーグ戦11試合に出場。2025シーズンはJ2リーグ戦35試合の出場で2ゴールを挙げている。

 浦項は韓国1部リーグで5度、AFCチャンピオンズリーグで3度の優勝を誇る強豪。2023年のAFCチャンピオンズリーグで浦和レッズを下したことで注目を集めていたが、2025シーズンは韓国1部リーグ戦で優勝の全北現代から勝ち点23差の4位に。今オフには韓国人DFイ・ドンヒをモンテディオ山形へ放出する見込みだという。

 現在25歳のイ・ドンヒは、身長186センチのセンターバック。蔚山現代(現蔚山HD)、富川FCを経て、2024年1月に浦項へ移籍。加入1年目からレギュラーに定着し、韓国1部リーグ戦22試合でスタメン出場も、8月以降は怪我により長期離脱。一足早くシーズンを終えていた。

 そして迎えた2025シーズンはリーグ戦14試合の出場。3月中旬から3か月間にわたり全試合でメンバー外となったほか、9月27日のリーグ戦でレッドカードを提示されると、10月以降は複数試合の出場停止処分などもあり、リーグ戦での出番が無かった。