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セルティック退団報道も!元川崎FW山田新が「二流」と酷評される…移籍先候補は?

山田新 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW山田新は、12月17日開催のスコットランド1部リーグ第11節ダンディー・ユナイテッド戦で低調なパフォーマンスを露呈。2025年夏にアルビレックス新潟から加入したばかりのDF稲村隼翔と同じく、川崎フロンターレから加入してからわずか半年で退団する可能性が報じられているほか、セルティックOBから辛辣評価を受けている。

 山田は2025年夏、川崎からセルティックへ完全移籍。加入当初はしばらく途中出場が続いていたが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の登録メンバーに名を連ねず、10月以降は公式戦2試合の出場。ブレンダン・ロジャーズ監督が解任された後も厳しい立場に置かれており、リーグ戦直近3試合はベンチ外となっていた。

 そんな中で迎えたダンディー・ユナイテッド戦では、日本代表MF旗手怜央にかわり、65分からプレー。序列アップへアピールが求められるところだったが、相手選手とのフィジカル勝負で苦戦。シュートも枠を外れるなど、本来のパフォーマンスから程遠かった。

 セルティックが1978年以来となる公式戦4連敗を喫したこともあり、同クラブOBのクリス・サットン氏は英メディア『スカイ』で、ダンディー・ユナイテッド戦でプレーした一部選手を批判。山田に対して「二流のストライカーだ」「彼はセルティックでプレーするのに十分なレベルにない。今夜も信じられないようなチャンスを逃した」と切り捨てている。

 また、サットン氏は「旗手は(監督交代後に)自信が著しく低下し、本来の輝きを失っている」と指摘。ウィルフリード・ナンシー監督の戦術について「彼の戦術的アイデアは理解できるし、コーチとしての質は高い。しかし、今の選手たちにはそれを遂行するための『戦術的インテリジェンス』と『柔軟性』が欠けている」と私見を述べると、「1月の移籍市場で選手を入れ替える必要がある」と警告を発したという。

 一方、英メディア『グラスゴータイムズ』は16日、稲村と山田の去就について「稲村に関しては、セルティックでの目先と将来の両方の見通しが限られているようだ。日本発の移籍報道が事実であれば、わずか半年で退団することになる。山田についても同様だ」とリポート。稲村の移籍先候補にFC東京を挙げているが、山田の移籍先候補は現時点で報じられていない。