
セレッソ大阪所属のブラジル人MFヴィトール・ブエノには、以前から今季限りで退団する可能性が報じられているが、本人は母国復帰を望んでいる模様。代理人が同選手の去就について説明するなど、移籍に向けての動きが活発になっている。
ブエノの去就を巡っては、ブラジル『Canal Três Pontos』のジャーナリストであるチアゴ・マルケジーニ氏が12月8日、同選手がアトレチコ・パラナエンセ復帰を望んでいる可能性を報道。C大阪側に引き留めの意思がないこともあわせて伝えていた。
選手サイドがアトレチコ・パラナエンセへ売り込む際、スタメン出場の保証を求めたことに対して、クラブ側が不満を抱いている可能性も取りざたされていたが、、『tretis』のマテウス記者は12日、同選手の代理人から得た情報として「彼がアトレチコ・パラナエンセへ復帰を求めることはない」 「C大阪との契約は2026年末まで残っている。彼とC大阪にとって有利なオファーがあった場合にのみ復帰するだろう。アトレチコ・パラナエンセとは今でも良好な関係にある。(アトレチコ・パラナエンセを)退団する時も、本人や家族、クラブにとって良いオファーを受け取っていた」とリポート。古巣との良好な関係構築を強調したという。
現時点で古巣復帰の可能性は低いとみられるが、それでも『UOL』は「ブエノはC大阪に契約解除を要求。ブラジルへの復帰を希望している」とリポート。これによると、すでにブラジル国内の複数クラブからオファーが届いているという。
2024年1月にアトレチコ・パラナエンセからC大阪へ完全移籍したブエノだが、来日1年目はJ1リーグ戦21試合の出場で3ゴール3アシストという結果に。今季も17試合の出場で3ゴールに終わり、ブラジル『Band』が報じた350万ドル(約5億円)という移籍金額に見合っていないとの意見も上がっている。
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