
ラ・リーガの強豪バルセロナは、センターバックの長期的な補強を急いでいるのかもしれない。クラブが求めるのは、最終ラインにバランスをもたらし、ビルドアップでチームに落ち着かせ、左サイドの守備に貢献できる選手だ。
そんな中、バルセロナの情報に特化したスペインメディア『Barca Universal』は、バルセロナ内部の議論で「セリエAの強豪インテルのイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニが有力候補として浮上している」と報じた。
『Barca Universal』によると、26歳のバストーニは、ヨーロッパ最高のディフェンダーの一人として広く認められているとのことだ。昨2024/25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでバルセロナと対戦した際、同選手のパフォーマンスは、バルセロナのクラブ内部に強い印象を残したようだ。
バルセロナはバストーニが最高レベルで成功するために必要なクオリティとメンタリティの両方を持っていると確信しているとのことだ。
しかし、同メディアによると、バルセロナのスポーツ部門が出した結論は厳しいものだった。バストーニは2028年までインテルと契約しており、移籍金は約8,000万ユーロ(約146億円)と評価されている。
バルセロナは現在、抱えている財政的制約により、同選手の獲得は「禁じられた」夢とみなされているとのことだ。
バルセロナにとって、バストーニがどれだけ理想的な選手であっても、現在のクラブの経済状況下ではこの移籍金を支払うことは極めて困難だと判断したようだ。
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