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“仮想日本代表”に?W杯同組チュニジアが韓国代表と対戦か!スペイン戦も視野

日本代表 写真:Getty Images

 日本代表はFIFAワールドカップ北中米大会グループステージでオランダ代表、チュニジア代表、欧州予選プレーオフBの勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれか)との対戦することが決定。これらの対戦相手のうち、チュニジアは“仮想日本”として、2026年3月の国際親善試合で韓国代表と対戦する可能性があるという。

 海外メディア『win win』が15日に伝えたところによると、大韓サッカー協会(KFA)は現在、チュニジアとのマッチメイクに向けて同国サッカー連盟と交渉。チュニジアはW杯グループステージで日本と対戦、韓国が南アフリカと対戦することを踏まえた上で、韓国対チュニジアが実現するとなれば、両国にとってメリットがあるとみられる。

 ただ一方で、海外メディア『Lebuteur』が伝えたところによると、チュニジアとのマッチメイクには韓国の他にイラン、スペイン、カナダが興味を示しているとのこと。チュニジアを巡る争奪戦が激化するなか、KFAはチュニジアに対して再度オファーを提示したという。

 チュニジアは2022年6月に市立吹田スタジアム(パナソニックスタジアム吹田)で行われた日本との一戦で、FWイッサム・ジェバリ(現ガンバ大阪)らのゴールにより、3-0で勝利。ただ、2023年10月の再戦では0-2で敗れている。

 なお、チュニジアについては海外メディア『90min』が日本と同じく「サプライズを起こす可能性があり、過小評価されている代表チームだ」とリポート。 「直近の親善試合では、ブラジル代表を大いに苦しめ(1-1)、カタールを圧倒した(3-0)。オランダと日本が同居するグループは彼らにとっても厳しいものですが、現在の好調な勢いが、予想外のグループステージ突破へ押し上げるかもしれない」と評している。