
7月にプレミアリーグのアーセナルを双方合意の上で退団し、現在フリーエージェントの立場にある日本代表DF冨安健洋だが、オランダ1部エールディビジのアヤックス・アムステルダムへ加入する可能性が高まっているようだ。冨安は、2026FIFAワールドカップ(W杯)に向けてキャリア再始動の準備を整えている。
UKメディア『Daily Cannon』によると、27歳の冨安は現地12月16日にアヤックスでメディカルチェックを受ける予定で、今2025/26シーズン終了までの短期契約で加入する計画だという。同メディアのサミ・モクベル記者は「冨安が2月に受けた膝の手術後のリハビリプログラムを完了し、すでにトレーニングに復帰しており、キャリア再開の準備が整っている」と伝えている。
また、アヤックスと冨安との契約には延長オプションは含まれない見通しで、今シーズン終了後も残留を望む場合は、その時点で新たな条件交渉が必要になるとのことだ。
冨安はアーセナルとの契約解除後は、プレミアリーグやセリエAのクラブからも関心を集めていた。冨安にとってアヤックスとの契約が決まれば、プレーキャリア再始動に向けた大きな第一歩となる。
日本代表のDF板倉滉も所属するアヤックスのようなビッグクラブでピッチに戻ることは、来2026年夏に控えるW杯を見据えても大きな追い風となるのは間違いない。
これまでの負傷歴を踏まえると、16日に行われる冨安のメディカルチェックの結果には緊張感が伴っているのは間違いないだろう。
近年、冨安はコンディションが整っている時には、日本代表の主力として起用されてきた。仮にアヤックスとの契約が決まり順調に復帰が進めば、2026年3月までに再び代表に名を連ねる可能性があると同メディアは指摘している。
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