Jリーグ 横浜FC

再起を図る横浜FCが死守すべき5選手【Jリーグ2025】

新保海鈴 写真:Getty Images

3位:新保海鈴

いわてグルージャ盛岡(2023シーズン)やレノファ山口(2024シーズン)での活躍もあり、今季は横浜FCへ加入し自身初のJ1でシーズンを過ごしたDF新保海鈴。残念ながらチームは降格し、個人で見てもJ2、J3時代ほどインパクトを残せない1年となったが、その質の高いクロスは国内トップカテゴリーで十分武器になると証明したシーズンだったと言えよう。

シーズン終盤はベンチに座ることも増えたが、34試合とJ1でもほとんどのゲームに絡み攻守に躍動。攻撃ではクロスで、守備では読み切ったパスカットを披露して存在感を放った。セットプレーの場面では、そのキック精度を買われてキッカーを務めていることも含め、複数の役割を全うしていたことから手放せない選手3位とした。


ユーリ・ララ 写真:Getty Images

2位:ユーリ・ララ

昨季は37試合とほぼすべての試合で出場機会を得て、数字の面でも5ゴール2アシストを挙げる活躍で横浜FCのJ1昇格に大きく貢献したMFユーリ・ララ。昨季と比べ、今季の数字は物足りないと言わざるを得ないが、横浜FCの守備において欠かせない選手の1人であったことは間違いない。

タックル総数とデュエルの勝利総数はいずれもチームトップ。173cmと決して大柄な選手ではないが、強靭なフィジカルを活かし攻撃の芽を摘み取る活躍で中盤を支えた。横浜FCが再びJ2を戦い抜くためにも失うことができない中盤の要であることから、手放せない選手2位とした。どのJクラブも欲する球際の強さを持つ選手なだけに、今冬流出させることなく守りきれるか注目だ。


ンドカ・ボニフェイス 写真:Getty Images

1位:ンドカ・ボニフェイス

2024シーズンはJ2でトップとなる失点の少なさを誇った横浜FC。そんな横浜FCの守備の一角を担うDFンドカ・ボニフェイスは、36試合に出場した昨季に続き、今季も37試合とほぼすべての試合に出場している。

横浜FCへ加入した2023シーズンは、チームがJ2降格を味わっただけでなくリーグでも2番目に多い失点数となったことで、守備陣の1人としても悔しいシーズンを送ったンドカ。今季再び降格となったが、失点数はリーグ中位の45失点に抑え一定の手ごたえを得たシーズンと言えよう。

フィジカルの強さが注目されるが、豊富な運動量を活かした守備範囲の広さやカバーリング能力の高さも大きな武器。28歳と守備陣の中心選手として円熟味を増していることからも、手放せない選手1位とした。

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名前:大島俊亮
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