
ガンバ大阪は2025シーズン限りでダニエル・ポヤトス監督が退任。後任として日本代表MF堂安律の指導歴があるイェンス・ヴィッシング氏の招へいが取りざたされているが、ここに来て新たな動きがあったという。
現在フリーであるヴィッシング氏の去就を巡っては、12月はじめにG大阪の監督に就任する可能性が取りざたされているほか、本人もインスタグラムでG大阪公式アカウントをフォローしている。新天地決定間近とみられるなか、10日にはすでに来日していることを報告。インスタグラムでピッチの様子をアップした上で、「Tokyo , Japan」と位置情報を公開している。
現在37歳のヴィッシング氏は、シャルケの下部組織やボルシアMGなどドイツ国内の複数クラブでプレー。2014年1月に引退すると、その後は指導者の道へ進み、2019/20シーズンから2年間にわたりボルシアMGの下部組織でアシスタントコーチを担当。2021/22シーズンにはPSVアイントホーフェンのトップチームでアシスタントコーチを務め、元G大阪所属選手である堂安の指導に当たっていた。
PSVを2021/22シーズン終了後に退団した後は、ポルトガル1部ベンフィカ、オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクでアシスタントコーチを担当。ザルツブルクでは日本代表FW北野颯太、MF川村拓夢らを指導したものの、2025年10月にチームを離れている。
欧州強豪クラブでの経験が豊富であり、日本人選手の特性を理解しているヴィッシング氏の来日は、G大阪の監督人事に関係する動きである可能性も考えられる。最終決定こそまだ下されていないものの、指導歴と現状の流れを踏まえると、同氏がG大阪の未来を託される可能性は現実味を帯びている。
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