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ハットン、セレッソ大阪退団発表!神戸・町田に続く“第3の移籍先候補”も

ラファエル・ハットン 写真:Getty Images

 ブラジル1部ECバイーアからセレッソ大阪へ期限付き移籍中のブラジル人FWラファエル・ハットンは9日、今季限りでC大阪を退団することを表明。公式発表がない中でのフライング発表で話題を呼んでいるが、同選手の移籍先候補にヴィッセル神戸、町田ゼルビア以外のクラブも挙がっているという。

 ハットンの去就を巡っては、ブラジル『Canal Goat』が「バイーアからC大阪への期限付き移籍期間が2025年12月までであり、買い取りオプションが盛り込まれている」「バイーアとの契約が2026年末まで残っている」とリポート。移籍先候補は一部で神戸、町田と報じられている。

 くわえてブラジル『Portal A TARDE』は9日、独自に入手した情報として「ハットンはECバイーアで来季の構想に入っていない」「ECバイーアはブラジル国内外のクラブとの交渉に前向き」などとリポート。現時点では正式オファーを待っている状況だという。

 一方、ハットン本人は9日にインスタグラムを更新。「セレッソ大阪のみなさんすべてに感謝しています」「選手として来ましたが、家族の一員として去ります。ピッチを越えた絆が、僕たちをつないでいます」などと退団を発表している。

 そんななか、海外メディア『all asian football』のジャーナリストであるダニーロ氏は、ハットンの去就について「彼は中東クラブへ移籍する見込みだ」と報道。神戸、町田、中東クラブが争奪戦を繰り広げている可能性も考えられるだけに、争奪戦の行方に注目が集まりそうだ。

 ただ、ハットン本人は10月にブラジル『ge』のインタビューで「今はとても満足しているし、幸せ」「もし可能なら日本・セレッソでもっと長くプレーを続けたい。妻も娘たちも家族全員がすっかり日本の生活に慣れた。クラブや周囲からも温かく迎えられて、本当に幸せ」などとコメント。C大阪を退団する場合でも、日本でプレーを続ける意思は固いと考えられる。