アーセナル、日本代表の鈴木彩艶への関心が高まる、起こり得るGK再編？

　セリエAのパルマに所属する日本代表のGK鈴木彩艶が高い評価を受けている状況が続いているようだ。鈴木は現在左手薬指と舟状骨の複雑骨折を負い離脱中だが、昨2024/25シーズンは同クラブの守護神としてセリエA残留に貢献し、今2025/26シーズンも開幕からゴールを守っていた。

　UKメディア『Just Arsenal』は、アーセナルが鈴木を補強候補リストに加えていると報じた。同メディアは、アーセナルがGKダビド・ラヤとGKケパ・アリサバラガ等を保有する状況を示し、ラヤが信頼できる存在として安定した働きを続けているとも伝えている。

　また同メディアは、アーセナルのミケル・アルテタ監督が高評価を受けている選手がいてもチーム内に競争を入れてきた例として、過去にクラブに在籍したGKアーロン・ラムズデール（ニューカッスル・ユナイテッド）が高い評価を受けていた時期にラヤを獲得した経緯に触れている。

　同メディアはさらに、パルマが適切な条件が提示されれば今シーズン終了後に鈴木の退団を受け入れる姿勢があるとも報じた。同メディアは、欧州の複数クラブが鈴木に関心を示している状況を伝え、アーセナルが獲得に必要な条件を把握しているとも伝えている。

　アーセナルにとってGK陣の将来は重要な課題であり、同メディアはクラブが長期的視点でGKポジションを強化しようとしているとも報じた。アーセナルが今後の構想の中で鈴木を実際に獲得するかは不明だが、同メディアは鈴木の評価が高まっている現実を示し、クラブが動向を注視していると伝えている。