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日本代表を過小評価?三笘薫・久保建英がW杯格付けでほぼ圏外…韓国代表ソン・フンミンと大差

三笘薫(写真左)と久保建英(写真右) 写真:Getty Images

 日本代表は2022年のカタールW杯でドイツ代表、スペイン代表を下したほか、2025年10月の国際親善試合ではブラジル代表に勝利。強豪国に匹敵するほどの実力を兼ね備えているが、個人単位では過小評価されている可能性も。海外メディアが発表したランキングで、MF三笘薫(ブライトン)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)しか紹介されていないほか、韓国代表FWソン・フンミン(ロサンゼルスFC)を下回っている。

 米メディア『ジ・アスレチック』は12月4日、「北中米W杯出場選手のベストプレーヤートップ100」と題した特集記事を掲載。これによると、日本人選手では三笘の98位が最高ランキングであり、久保が100位とかろうじて圏内に。MF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)らは圏外となっていいるが、記事では三笘、久保についてこう綴られている。

 「三笘はプレミアリーグでの経験値にもかかわらず、代表キャップ数が29にとどまっているのは驚きだ(これには怪我や、欧州への移籍が24歳になってからだったことなどが複合的に影響している)。プレミアリーグのブライトンでは、コンスタントに効果的なパフォーマンスを発揮し続けている。怪我さえなければ、主力として迎える初のワールドカップとなる。北中米大会において、三笘は注目すべき選手のひとりとなるはずだ」

 「久保は日本サッカー界の未来を担う存在として長く期待され続けてきた、天性の才能を持つレアル・ソシエダのウインガーだ。すでに6年前から代表チームでプレーしており、W杯予選では3ゴール8アシストを記録して貢献した。バルセロナ(ユース時代)とレアル・マドリードの両方に在籍していたという異例の経歴を持つが、クラブレベルではまだ次のステップに進んでいない」

 一方、韓国代表では唯一FWソン・フンミン(ロサンゼルスFC)が37位でランクイン。記事では「ロサンゼルスFC移籍以降、MLS(メジャーリーグサッカー)でソンが躍動する姿を見られるのは本当に素晴らしいことだ。というのも、トッテナムでの最後のシーズンあたりでは、かつてあれほど圧倒的だった力が急速に失われていくようで、見ていて物悲しくなる瞬間さえあったからだ。しかし、今の彼は完全復活を遂げたように見える。組み合わせ次第ではホームスタジアムでプレーできる可能性もあり、再び韓国のリーダーとしてチームを牽引することになるだろう」と紹介されている。

 以上の状況から浮かび上がるのは、日本代表がチームとして示してきた国際競争力と、個々の選手に対する評価との間に依然大きな隔たりが存在するという現実である。三笘や久保がその才能と実績を着実に積み上げているにもかかわらず、国際的ランキングにおける位置づけが限定的であることは、評価基準が欧州主要リーグでの突出度やネームバリューに偏重している可能性を示唆する。

 同時に、こうした外部評価の低さは、日本代表にとってむしろ伸びしろとモチベーションの源泉となり得る。北中米W杯に向け、個々がより明確な結果を示し、世界の目を改めさせることこそが、日本サッカーの次なる段階への道である。