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ガンバ大阪監督退任・ポヤトスはJリーグ撤退?福岡戦で審判批判「リスペクトが…」

ダニエル・ポヤトス監督 写真:Getty Images

 ガンバ大阪のダニエル・ポヤトス監督は、すでに今季限りでの退任が決定。11月30日に行われた明治安田J1リーグ第37節で一部判定を巡り審判員への批判を展開しただけに、新天地は日本国外になる可能性も考えられるところだ。

 ポヤトス監督は福岡戦後、インターネット動画配信サービス『DAZN』のインタビューで「審判によって、自分たちの掲げた目標が壊されたような気分だ」と批判を展開。前節のヴィッセル神戸戦につづき、主審のジャッジによりチャンスが潰された格好であるだけに、Jリーグ審判員のレベルについて、以下のように語った。

 「選手はしっかりやってくれたと思う。Jリーグの方でいつも試合前に『リスペクトを持って』と言われているが、自分たちは審判に対してリスペクトを持っている。しかし、審判からのリスペクトが(ないと思う)。この前のヴィッセル神戸戦でも、あのPKの場面はいまだにどうかなと思っている」

 外国人監督により審判員への批判を巡っては、サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が4月20日に行われた明治安田J1リーグ第11節の名古屋グランパス戦後、審判員に対する攻撃的な言葉があったとして2試合のベンチ入り禁止処分と、罰金20万円の処分を科されている。

 シーズン最終盤で審判批判を展開したポヤトス監督だが、日本人審判員のレベルを踏まえた上で、2026年以降Jリーグで指揮を執ることに対して否定的な感情を抱いている可能性も考えられる。それだけに、G大阪退団後は日本国外クラブへ行くことを選択肢に含めているものとみられる。