
川崎フロンターレ所属のブラジル人DFジェジエウが、サッカー界で蔓延する人種差別問題に言及している。
ジェジエウは11月21日にThreadsを更新。川崎のユニフォームを身にまとう自身の姿をアップした上で、「人種差別があるところには、声を上げよう。不正があるところには、戦いをもたらそう」とポスト。黒い拳の絵文字を3つ添えるなど、差別問題に対する自身の姿勢を打ち出しているが、この投稿に至るまでの背景は明かしていない。
現在31歳のジェジエウは、ブラジル国内の複数クラブを経て、2019年から川崎でプレー。来日2年目に主力センターバックとしてJ1優勝を成し遂げ、Jリーグベストイレブンを受賞。2021シーズンにはJ1リーグ戦33試合の出場で2ゴールをマークし、J1連覇に大きく貢献していた。
ただ、今季はコンディション不良の影響により、J1リーグ戦で10試合の出場。それでも10月18日の清水エスパルス戦から3試合つづけてスタメン出場しているだけに、2026年も構想に含まれている可能性が考えられる。
サッカー選手として確かな実績を重ねてきたジェジエウが、個人として社会問題に向き合う姿勢を示したことは、競技の枠を超えた大きなメッセージとなる。発言の背景は明かされていないものの、差別の現実に対して沈黙せず声を上げる彼の行動は、多くのファンや関係者に問いを投げかけるものだ。
今季は苦しい時期もありながら、再びピッチで存在感を取り戻しつつあるだけに、同選手が示した勇気はクラブにもチームメイトにも確かな影響を与えていくだろう。プレーと姿勢の両面でチームを支えるブラジル人センターバックの姿は、今後の川崎にとって重要な象徴となり続けるはずだ。
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