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仙台育英いじめ問題受け選手権出場。聖和学園の飲酒喫煙でサッカー関係者「広陵野球部の件とは…」

全国高校サッカー選手権大会 写真:Getty Images

 全国高校サッカー選手権宮城県大会準優勝の聖和学園高校は、「いじめ重大事態」が発覚した仙台育英高校の辞退により、全国高校サッカー選手権大会に出場することが決定。同校でも複数のサッカー部員が飲酒や喫煙をしていたこと判明しているが、一部サッカー関係者からは聖和学園の出場決定に対する批判や疑問の声に異論を唱えている。

 サッカースクール紹介事業などを手掛ける『株式会社ヒカリノアトリエ』の小倉芳郎代表は、聖和学園の全国大会出場決定後にXを更新。「聖和学園の出場は、賛否がある中でも妥当だと思う」と賛否を明確にした上で、こう持論を唱えている。

 「喫煙や飲酒に関わったのは 一部の生徒だけで、県大会が始まる前に処分は終わっている。 ピッチに立つのは、問題に関与していない選手たちだ。「本大会でブーイングが起きて可哀想だ」という声も見かけるけれど、広陵高校野球部の件とはまったく事情が違う」

 「あのときは、いじめの加害者本人が実際に出場していた。今回は、それとは別だ。そして、今ネットで騒いでいる人たちが会場まで行って、選手にヤジを飛ばすかといえば、そんなことはないと思う。観客の多くは、 ただサッカーを見に来るだけ。 処分は終わり、残った選手たちは何もしていない。その子たちが持つ権利を奪う理由は、どこにもないはず!」

 一部生徒の不適切行為があった学校の全国大会出場の可否を巡って様々な意見が飛び交っている。小倉氏は11月上旬、サッカー部員の飲酒が発覚した興國高校に関する報道を巡って「出場辞退という罰は、誰のための連帯責任か?」と疑問を投げかけると、「学校は該当生徒を処分した。でも世間はそれでは満足しない。「出場辞退すべきじゃないか」まるで、見えない裁判官が判決を下すように」などと、同校の出場辞退を求める声に反論していた。