
川崎フロンターレ下部組織出身であり、現在ベルダー・ブレーメンでDF菅原由勢のチームメイトであるGKミオ・バックハウス(日本名:長田澪)に、日本代表入りの可能性が再度浮上。すでに日本サッカー協会(JFA)から要請を受けたとみられるが、同選手の現状がドイツ国内で話題になっている。
ドイツ『WK』は11月16日、長田の代表選択に関する特集記事を掲載。「ドイツ代表は”育成補償”の可能性を調査している」とした上で、同選手の現状についてこう伝えている。
「DFBは将来のドイツ代表選手を他国に奪われる可能性を強く意識している。長田は現在、U21ドイツ代表でプレーしているが、母親が日本人であるため、日本代表でプレーする可能性がある。彼は最近のインタビューで、日本からの強い関心を認めながらも、『一つの国を選ぶということは、もう一つをあきらめること。僕にはまだその覚悟ができていない』と述べ、決断の難しさを語っていた」
「日本サッカー協会(JFA)からは既に代表入りの誘いがあり、北中米W杯出場も視野に入っている。一方、本人はその可能性を非常に興味深く思っているが、『W杯の話が決断を左右するわけではない』と語っている」
「彼はドイツ代表の環境にも居心地の良さを感じており、現在もドイツの年代別代表活動に参加している。実際、直近のEURO予選では、彼はU21ドイツ代表の一員としてマルタ戦に出場し、6-0で勝利している。ただし、日本代表への転向は、まだ完全に排除されてはいない」
なお、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』で10月29日に掲載されたインタビュー記事によると、長田は「日本代表としての活動では、長距離移動が大きな懸念点だ。定期的に招集されたら、あれほど長い距離を移動しなければならない」などと、日本代表を選択した際のデメリットに言及している。
日本とドイツの国籍を有するバックハウスは、身長194cmで右利きの大型ゴールキーパー。川崎の下部組織やU15日本代表でプレーした後、10代なかばで渡独。2018年7月にブレーメンの下部組織に加入すると、順調にステップアップ。バルセロナからの関心が報じられるなか、2024年夏に期限付き移籍先のフォレンダムからブレーメンへ復帰すると、2024/25シーズンはブンデスリーガでの出場機会がなかったものの、今季はここまでリーグ戦8試合でゴールマウスを守っている。
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