
吉田温紀(愛媛FC)
今季のJ2で最も苦しい戦いを強いられている愛媛FC。そんな愛媛には、名古屋から期限付き移籍中の選手が複数人いる。そのうちの一人がMF吉田温紀だ。プロ3年目の昨季は名古屋でJ1リーグ16試合に出場。第35節のガンバ大阪戦では、途中出場からリーグ戦初ゴールをマークするなど活躍を見せていた。
初の武者修行先となる愛媛では主に3バックの一角を務めており、シーズンを通して下位で苦しむチームを支えている。ときにはゴール前まで積極的に顔を出す場面もあり、第12節の藤枝MYFC戦では、前線でのボール奪取からアシストを挙げている。
名古屋のセンターバックで言えば、DF佐藤瑶大やDF原輝綺といった新戦力が台頭。特に佐藤は空中戦の強さを武器にゴールを挙げるなど、攻守両面において欠かせない選手となりつつある。そんな現有戦力を考慮すると、吉田が名古屋復帰を果たしたとてスタメンを勝ち取るのは容易ではない。しかし、センターバックだけでなくボランチもこなすプレー幅の広さが活きる場面もあるはず。所属元に戻り、ハイレベルなポジション争いを勝ち抜いてピッチに立つ姿を見られる日が楽しみだ。

甲田英將(愛媛FC)
吉田同様、名古屋から愛媛FCへ期限付きで移籍中のMF甲田英將。今季の愛媛は、得点数を見ても現時点でワースト4位と苦しんでいるが、その中でも甲田は攻撃にアクセントをつける存在として欠かせない地位を確立している。
ここまで右サイドをメインに29試合に出場。チームトップの4つのアシストを挙げる活躍で攻撃を牽引している。昨年所属していた水戸ホーリーホック時と並ぶ2ゴールを挙げており、アシスト数と合わせて数字の面でより怖い選手へと成長しつつある。
愛媛はJ3降格が決まったものの、甲田の特に攻撃面での貢献度に疑いの余地はなく、目に見える数字で結果を出していることは十分評価に値する。今季両サイドに怪我人の出ていた名古屋から見ても、甲田の成長は頼もしく映ったに違いない。新シーズンは3シーズンぶりに名古屋で活躍する姿が見られるのか、この冬の動きに注目だ。
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