ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

アーセナル戦が今季最大の試練に?バイエルンのキミッヒ「確かめることができる」

ヨシュア・キミッヒ 写真:Getty Images

 ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは今2025/26シーズン、圧倒的な勢いを見せている。11月5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦(2-1)では、FWルイス・ディアスの前半2ゴールにより勝ち点3を獲得し、今シーズン開幕以降、公式戦16連勝を達成。

 バイエルンは1992/93シーズンにセリエAのミランが記録したシーズン開幕13連勝を塗り替えていた。ビンセント・コンパニ監督率いるチームは、ディアスがPSGのDFアクラフ・ハキミへの危険なタックルで退場処分を受け、後半を10人で戦う苦しい展開の中でも、昨2024/25シーズンCL王者のPSGを相手に勝ち切る強さを示した。

 現在、クラブはブンデスリーガ首位を走り、CLでも首位を維持し、さらにDFBポカールでもベスト16進出を果たしている。チームの勢いは衰える気配がなく、MFジャマル・ムシアラとDFアルフォンソ・デイビスの両選手も長期離脱からの復帰が近づいている。

 そんな中、バイエルンのMFヨシュア・キミッヒは27日に開催されるアーセナル戦を「今シーズン最大の試練」と捉えているとアメリカのバイエルンに精通するメディア『Bavarian Football Works』が伝えた。

 バイエルンのCL次戦はアウェーのアーセナル戦であり、プレミアリーグ首位のミケル・アルテタ監督率いるチームは、CLでも開幕から4連勝中と勢いに乗っている。

 キミッヒは「僕たちは首位に立っていて、次はアーセナル戦だ。そこで自分たちがどの位置にいるか、もう一度確かめることができる」と語り、エミレーツ・スタジアムでの激戦を見据えていると同メディアは伝えた。

 バイエルンがPSG戦のパフォーマンスを再現し、組織的かつ粘り強さを維持できれば、アーセナルとの戦いに勝利する可能性も上がるだろう。いずれにせよ、この一戦はCL屈指の注目カードとなる。