
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の町田ゼルビア対メルボルン・シティ(オーストラリア1部)が11月4日に開催。キックオフ直後に元日本代表DF昌子源によるオウンゴール、元アビスパ福岡FW金森健志の来日が話題を呼んだが、メルボルン所属選手による試合後の行動にも注目が集まっている。
メルボルン所属MFベンジャミン・マッゼオは79分からピッチに立ったが、試合後クラブスタッフと思われる人物とともに洗い場へ。自らが履いていたとみられるスパイクを洗っており、その様子を捉えた動画がネット上で拡散されている。
一般的にJ1所属クラブの場合、スパイクをはじめ選手が身につけている用具はクラブスタッフが手入れするケースがほとんどである。それだけに、マッゼオの行動はメルボルンのクラブ環境を象徴するものだと話題に。元浦和レッズ所属FWアンドリュー・ナバウトの決勝ゴールで勝利しただけに、実力はJ1レベルに匹敵するが、クラブを取り巻く環境は決してJ1に値するとは言えなさそうだ。
マッゼオの行動は、一見するとクラブの経済規模やサポート体制の不足を象徴するように映る。しかし一方で、それは選手自身が自らの用具を大切に扱い、責任を持って準備を整えるという、プロフェッショナリズムの一側面でもある。
J1リーグでは恵まれた環境が整う一方で、選手がどれほど自立してプレーと向き合えるかが改めて問われている。ピッチ外での姿勢や習慣の違いは、国やクラブの文化を映す鏡でもあり、単なる格差として片付けるのではなく、プロとしての意識を見直す契機として受け止めるべきだろう。
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