
大森理生(FC今治)
今季クラブ史上初のJ2リーグに挑んでいるFC今治。初挑戦の舞台でどんな戦いを見せるのかが注目されていたが、ここまでは9位と大健闘を見せている。残念ながらプレーオフ圏入りは厳しくなりつつあるものの、トップハーフ入りは十分に見込める立ち位置と言えよう。
そんな今治へ、今季FC東京から期限付き移籍しているのがDF大森理生だ。2022シーズン以降、FC琉球や大宮アルディージャ、いわきFCといったクラブで武者修行を続けてきた大森。直近の2024シーズンにはいわきで35試合と多くの出場機会を得て、中心選手の1人としてJ2二年目のいわきを支えた。そして今季は今治へと活躍の場を移し、ここまで32試合と多くの試合で守備の一角を担っている。
下のカテゴリーとはいえ、2年連続で確実に出場機会を掴み成長を遂げている姿は、DF森重真人や夏に加入したDFアレクサンダー・ショルツといったベテラン選手に頼るゲームも多いFC東京の守備陣にとって、頼もしく映っているに違いない。もちろん、ほかにもDF土肥幹太やDF岡哲平など、若くしてJ1で出場機会を得ている選手たちとのポジション争いを制する必要はある。しかし、大森が帰還することでより世代交代が図れ、ポジション争いのレベルアップができるのも間違いない。

岡庭愁人(レノファ山口)
昨年のJ2で台風の目となったレノファ山口へ期限付き移籍中のDF岡庭愁人も、FC東京への帰還が待ち遠しい選手の1人だろう。2022シーズンに大宮アルディージャへ移籍して以降、ジェフユナイテッド千葉そして今季の山口とJ2で着実に出番を得て成長を遂げている。
特筆すべきはクロスをはじめとするラストパスの精度の高さ。近年のアシスト数を見ても、2023シーズンの大宮時代には4つ、昨季の千葉では5つ、そして今季もチームが下位に沈む中でチームトップの3アシストを挙げ、ゴールを生み出す役割を果たしている。
両サイドをこなせる岡庭だが、所属元のFC東京ではDF長友佑都やDF室屋成、DF白井康介などサイドには実績十分の選手が揃っている。仮に今冬復帰したとしてもスタメンで出場し続けられる保証はない。しかし、前年の同時期と比較して得点力の大きく下がったFC東京において、得点を生み出せる岡庭のクロスはぜひとも欲しいところ。ポジション争いの起爆剤としての貢献も期待できるだけに、ファンやサポーターにとってもそろそろFC東京の岡庭を見たいのではないだろうか。
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