
10月29日の午前、イタリア・ロンバルディア州コモ県にある村、フェネグロ付近で、自動車に乗っていた人物が電動車いすに乗っていた高齢男性と衝突し、その男性が死亡した。事故発生後、運転者は直ちに車を停止し、被害者に対して応急処置を試みた。
その運転者は、セリエAのインテル所属のGKジョゼップ・マルティネスであるとUKメディア『The Standard』で報じられている。マルティネスは同日午前9時40分頃、クラブのトレーニング施設であるアッピアーノ・ジェンティーレへ向かう途中、自動車を運転していた。同メディアによると、死亡した高齢の男性が突然の体調不良を起こし、電動車いすでマルティネスの車の前方に進入した可能性があるという。
イタリアメディア『Gazzetta dello Sport』は、マルティネスが事故直後に車を停止させ、直ちに現場で応急処置を行ったと報じている。インテルはこの事故を受け、同日午後に予定されていたクリスティアン・キブ監督の定例記者会見を中止した。
スペイン出身のマルティネスは昨2024/25シーズンにインテルへ加入し、ここまで全公式戦12試合に出場して7度の無失点試合を記録している。過去には同リーグのジェノア、ブンデスリーガのRBライプツィヒ、セグンダ・ディビシオンのラス・パルマスでプレーしており、スペイン代表としても1試合に出場している。
マルティネスは30日に行われるフィオレンティーナ戦でベンチ入りする予定だったと伝えられている。警察は現在、事故の詳細な経緯や被害者の行動を含め、捜査を継続しているようだ。
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