
2025明治安田J1リーグの東京ヴェルディは10月26日、神奈川県のヴェルディグラウンドで明治大学とのトレーニングマッチを実施した。結果は1本目が0-2、2本目が5-0の合計5-2で東京Vが勝利。試合後にはクラブハウス内で囲み取材が行われた。
今年8月にJ2の水戸ホーリーホックから完全移籍で加入したFW寺沼星文は、この日1本目に出場。得点こそ挙げられなかったものの、ポストプレーを起点に攻撃を組み立てる場面が多く、守備でも相手GKに対して積極的なプレスを見せるなど存在感を発揮した。
試合後の取材で寺沼は「水戸時代は2トップで出場していましたが、ヴェルディでは1トップなので、常に頭を使ったプレーが求められる。そこに難しさを感じています」と苦労を語った。一方で「途中出場が多い分、(やるべき)タスクがハッキリしている。求められているプレーを全うして、あわよくば初ゴールが欲しいですね」と前向きな姿勢も見せた。
今シーズンのリーグ戦も残り3試合。寺沼にとって覚醒のきっかけとなる“初ゴール”が待たれる。
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