
名古屋グランパスは10月25日に行われた明治安田J1リーグ第35節で、ガンバ大阪に0-2と敗北。長谷川健太監督によるFWキャスパー・ユンカーの起用法を巡り様々な意見が飛び交うなか、一部から同監督の解任論が噴出。今季限りでの退任が決定的ではあるものの、依然としてJ2降格の可能性があるだけにシーズン終盤での監督交代という可能性があるかもしれない。
Jリーグの事情に精通しているジャーナリストのダニーロ氏は試合後に「J1残留まで残り1ポイントだが、残り試合でまだ安全ではない。もし安全になったとしても、それは決してこのクラブの功績ではない。長谷川監督はこの4シーズンでチームを悪くした」と批判。現指揮官の去就等についてこう伝えている。
「彼は近いうちに解任されるだろうが、後任監督がすべての面で立ち直らなければならないチームを指揮するのは非常に難しいだろう。ますます多くのファンが長谷川監督に対して不満を示している」
「あと1ポイントが必要ですが、J2降格の可能性がある。今こそクラブが監督解任という決断を下すべき時だ。サポーターは明確な回答と断固とした姿勢を求めている」
名古屋は35試合を終えて10勝10分15敗。J2降格ラインの18位横浜FCから勝ち点8差の16位につけているが、次節はJ1優勝争いを繰り広げる柏レイソルと対戦。その後は町田ゼルビア、アビスパ福岡と激突する。
長谷川監督の去就を巡っては、ダニーロ氏が9月21日に「彼は今季限りで契約満了により、クラブを去る予定」とリポート。名古屋が9月27日開催のJ1第32節で鹿島アントラーズに敗れた後には、退任報道を引用した上で、白い太文字のチェックマーク、ENDの左矢印、赤丸、黄丸、バイバイの絵文字を投稿しているだけに、2025シーズン終了後の監督交代はほぼ確実とみられるが、G大阪戦の結果や試合内容を受けてクラブ首脳陣は残り3試合での監督交代に踏み切ることはあるのだろうか。
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