
プレミアリーグのアーセナルは、9月22日の試合で、マンチェスター・シティと1-1で引き分けた。この一戦でシティはリード後、守備的な布陣を敷き、普段の攻撃的なスタイルとは異なる慎重な戦い方を見せた。この戦術は「ジョゼ・モウリーニョ的」として一部から批判を受けた。
UKメディア『City Xtra』によると、この試合後、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、自身の守備的な戦術について問われると、アーセナルが試合を通じて明らかに優勢だったと認めた。
その一方で、今2025/26シーズンのタイトル争いに関するコメントの中で、アーセナルが移籍市場で多額の投資を行ってきた点にも言及した。グアルディオラ監督はリバプールと並べてアーセナルの補強を例に挙げ、彼らの戦力充実が競争力を高めているとの見方を示した。
この発言を受け、アーセナルのミケル・アルテタ監督が沈黙を破り、スペインメディア『マルカ』のインタビューで反応を示した。
アルテタ監督は2016年から2019年までシティでグアルディオラ監督のアシスタントを務めた経歴を持ち、互いをよく知る関係にある。アルテタ監督は「(グアルディオラ監督の発言には)背景があり、彼がアーセナルの移籍に関して何度も質問を受けた結果だ。そうした反応は自然なことだ」と語った。
さらに「チームの勝利の可能性は、単に移籍金の多さだけで決まるものではなく、他にも多くの要因が関係している。サッカーの歴史がそれを示している」と冷静に分析した。
アーセナルはここまで8試合を終えてプレミアリーグ首位に立っており、3ポイント差で追うシティは、次節10月26日のアストン・ビラ戦で勝利すれば首位争いの緊張感を維持することになる。
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