
横浜F・マリノス元監督のケヴィン・マスカット氏は現在、中国1部の上海海港を指揮。日本代表FW前田大然ら擁するスコットランド1部セルティックのライバルであるレンジャーズの監督に就任する可能性が取りざたされていたが、21日までに消滅。Jリーグ再挑戦の可能性に注目が集まる。
マスカット監督の去就を巡っては、中国『新浪』が10月12日、イギリス複数メディアの報道内容を引用する形で「スコットランド1部レンジャーズの次期監督候補に挙がっている」「彼が欧州強豪クラブへ行くとなれば、中国サッカー界にとって大きな恩恵となるだろう」とリポート。欧州行きの可能性を伝えていたが、レンジャーズは21日にダニー・レール氏の招聘を公式発表している。
ただ一方で、『新浪』はマスカット監督と上海の契約内容について「マスカットは2024年、上海と年俸200万ドル(約3億円)未満で単年契約を締結。1年間の契約延長オプションが盛り込まれている」と伝えた上で、「彼は就任初年度に中国1部リーグと中国FAカップの2冠を達成した。クラブはすでに1年の契約延長オファーを提示しているが、契約延長で合意に達したという報道は今のところない」と報道。今季限りで契約満了により上海を去る可能性があるとみられる。
シント=トロイデンVV(STVV)での指導経験もあるマスカット氏について、一部ではJリーグ再挑戦論が沸き起こっているが、中国国内では現時点で日本行きの可能性が報じられていない。
マスカット監督の去就は、アジアサッカー全体の勢力図に影響を与える可能性もある。中国で確固たる成果を上げたオーストラリア人指導者が次にどの舞台を選ぶのかは、リーグの競争力や監督市場の流動性を映し出す指標にもなりそうだ。もし再びJリーグに挑戦することになれば、横浜FM時代に見せたスタイルが再び注目を集めるだろう。
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