プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

アーセナルが過去に関心の決定力抜群FWをマンチェスター・ユナイテッドが注視

マテオ・レテギ 写真:Getty Images

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが1月の移籍市場で攻撃陣の補強を検討しているのかもしれない。ユナイテッドは、昨2024/25シーズンから得点力不足が指摘されており、現時点でチームをけん引しているスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコに次ぐ前線のオプションを模索している。セリエAのナポリへ今2025年夏に移籍したFWラスムス・ホイルンドの代役をクラブは探し続けており、FWジョシュア・ザークツィーの去就にも不透明感が漂っている状況だ。

 そんな中、ユナイテッドは、かつてアーセナルが関心を示していたサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・カーディシーヤ・アル・コバールに所属するイタリア代表FWマテオ・レテギを注視しているとスペインメディア『Fichajes』が報じた。

 レテギはセリエAのアタランタで昨シーズン49試合に出場し、28ゴール9アシストを記録してセリエAの得点王に輝いた。その後、アル・カディシーヤへ移籍金約5,900万ポンド(約117億6,801万円)で加入した。

 同報道によれば、ユナイテッドがレテギに関心を示していることで、同選手はアル・カディシーヤを短期間で離れる可能性があるようだ。

 26歳のレテギはアル・カディシーヤ加入後、リーグ戦4試合で3ゴールを記録。高い得点力を維持している。元イタリア代表指揮官のルチアーノ・スパレッティ監督はUKメディア『Football Italia』で「レテギは強靭で規律ある選手だ。ペナルティエリア内での決定力は極めて高く、チームプレーの質も向上している。プロとしての自覚が高まり、今の彼は完璧だ」と評している。

 一方、UKメディア『ManchesterWorld』は、ユナイテッドのザークツィーが出場機会を求めて1月の移籍を検討していると報じた。レテギはその後釜となる可能性がある。ザークツィーがプレミアリーグ残留を希望する場合、ウェストハム・ユナイテッドが移籍先候補として挙がっている。

 ユナイテッドは1月の移籍市場で即戦力を確保し、得点力の底上げを図ることが出来るのか、注目が集まっている。