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ポルノ閲覧でJFA技術委員長解任の影山雅永氏、日本代表関連の過去発言で批判浴びる

日本サッカー協会 写真:Getty Images

 日本代表の国際親善試合(対パラグアイ代表、ブラジル代表)を控える中、日本サッカー協会(JFA)は7日、影山雅永技術委員長の解任を公式発表。同氏はFIFA U20ワールドカップ視察のため飛行機で移動していた際、フランスで児童ポルノ画像の輸入・所持の容疑で逮捕されたという。その影山氏による日本代表関連の過去の発言内容が海外から注目を集めていた。

 韓国『OSEN』が報じたところによると、影山氏は日本が9月の国際親善試合でFIFAランキングで格上のメキシコ代表に引き分け、アメリカ代表に敗れた後、「結果が悪くても全く問題ない。むしろW杯に向けての力になる」と北米遠征を総括したとのこと。この前向きな発言を韓国側はこう否定的に捉えていた。

 「4月に開催されたAFC U-17アジアカップで韓国がインドネシアに敗れた際、『韓国のレベルは著しく低下した。これを教訓にすべきだ』と批判したが、同大会で日本はベスト16で敗退し、面目を失った。その時、韓国は準決勝まで勝ち進んだ。韓国を嘲笑した同氏は、自国の代表チームが無得点の2試合を無気力に過ごしたことを『問題ない』と評価。二重基準を露呈した」

 影山氏のダブルスタンダードを指摘した『OSEN』だが、日本代表の結果自体については「2試合いずれもノーゴールという結果は特に衝撃的」などと、攻撃陣の得点力不足を指摘。「アジア最強を自負する日本が精彩を欠いた攻撃を繰り返す中で、(影山委員長による)肯定的な評価はむしろ現実を無視した自己満足に映る」と、再び批判の矛先を影山氏に向けていた。

 日本代表を取り巻く状況は、単なる個人の不祥事にとどまらず、チーム全体の現実認識のあり方にも影を落としている。改めて北米遠征での結果をどう受け止め、どのように改善へつなげていくのか。今後の日本サッカー界には、現実と真摯に向き合う姿勢が求められている。