
森保一監督は2日、10月に行われるキリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)のパラグアイ戦、ブラジル戦に向けた日本代表の招集メンバーを発表。移籍破談後、不振に陥っているFW前田大然(セルティック)のメンバー入りに対して、一部海外メディアから異論が沸き起こっている。
英メディア『セルティックスター』は、2日午後に行われた代表メンバー発表会見後に「日本代表の森保監督がサプライズ招集」とリポート。「セルティックで今シーズン序盤に苦しんでいるにも関わらず、指揮官は前田を招集した」とした上で、こう異論を唱えている。
「前田は今季ここまでスコットランド1部リーグ戦でわずか1ゴール2アシスト。欧州カップ戦では、3試合の出場でゴールなし。移籍の噂が不調に追い打ちをかけている。彼は8月、ブンデスリーガ所属クラブと個人合意に達していたが、セルティックが移籍を阻止した」
「この移籍破談から、彼は落ち着きがなく、UEFAヨーロッパリーグ(EL)レッドスター戦ではハーフタイムでの途中交代を余儀なくされた。森保監督は前田への信頼を証明しているが、彼はここ数週間でパフォーマンスが大幅に低下している。日本代表戦で良いプレーを見せるか疑問だ」
なお、前田はELリーグフェーズ第2節のSCブラガ戦でスタメン出場もノーゴール。セルティックが0-2と敗れたこともあり、現地の複数メディアは同選手に及第点未満の評価を与えている。一部でエバートン移籍の可能性も報じられる中、同選手の試練は続いている。
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