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浦和レッズ安部裕葵、神戸戦で復帰&デビューか!今季限りで退団の可能性も?

安部裕葵 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属MF安部裕葵が復帰、および浦和移籍後の公式戦初出場に近づいている模様。鹿島アントラーズとの古巣対戦でのデビューこそ叶わなかったものの、10月4日のヴィッセル神戸戦でピッチに立つかもしれない。

 現在26歳の安部は、2023年夏に浦和へ加入して以降、度重なる負傷により公式戦での出場がない状況。2025シーズンもここまでプレータイムは0分だが、FIFAクラブワールドカップのアメリカ遠征に帯同したほか、7月中旬にはトレーニング中にDFダニーロ・ボザと1対1で対峙。トレーニングマッチでプレーしている。

 クラブ公式Xアカウントで9月30日に公開された動画によると、同選手は全体トレーニングのミニゲームに参加。ボールホルダーに対して積極的にプレスを仕掛けるなど、強度の高いプレーを見せているだけに、神戸戦で復帰する可能性は高いとみられる。

 なお、安部は2019年7月に鹿島アントラーズからバルセロナBチームへ完全移籍。加入当初は出場機会を得ていたが、2020年2月以降は右ハムストリング筋断裂など大怪我で苦しみ、公式戦ほぼ全試合でベンチ外に。結局、2022/23シーズン限りで契約満了となり、不本意な形で海外挑戦を終えている。

 また、安部と浦和の契約内容は公表されていないが、4年以上公式戦のピッチから遠ざかっているだけに、今季限りで退団する可能性も考えられるところ。多くの浦和サポーターは同選手の復帰を待ち望んでいるが、稼働率が低いという観点でクラブ強化部がどのような決断を下すのか、去就は現時点では不透明だ。